こんにちは「海老名の不動産屋」大樹不動産です。
日本各地で起こっている自然災害を受けて、防災に興味をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
厚木市には、防災について楽しみながら学べる神奈川県総合防災センターがあります。
そこで今回は、厚木市にある神奈川県総合防災センターの概要やイベントをご紹介します。
厚木市にお住まいの方、引越しを検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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厚木市の神奈川県総合防災センターの概要
神奈川県総合防災センターは、災害に備えたり、実際の災害に対処したりする際の知識を楽しみながら学べる施設です。
災害に見舞われると、要救助者の生存率は3日で急激に低下すると言われています。
しかし、建物の倒壊など直接的な被害がなくても、最初の3日間は国や自治体の支援が不十分です。
そのため、このような状況で自分や周囲の人を守るためには、最初の3日間を乗り切るための知識やスキルが必要です。
そこで神奈川県総合防災センターでは、この3日間を乗り越えるための防災知識や共助の技術に関する体験コーナーが豊富に用意されています。
また、体験型のコーナーもあり、自然災害を疑似体験しながら非常時の対処法を学ぶことができます。
さまざまな展示物がある
神奈川県総合防災センターの体験コーナーでは、防災に役立つさまざまな展示物が特徴です。
非常持ち出し袋に備えておくべき防災用品の実物も展示されており、家庭での備蓄アイテムについて学ぶことができます。
避難所で使用される段ボールベッドや、避難所用の間仕切りシステムの実物も展示されています。
大規模な災害が発生すると、長期的な避難所生活が必要な場合もあります。
避難所での環境を把握しておくことで、いざという時の心構えができるでしょう。
防災の歴史を学べる
消防用具は歴史のなかで発展してきました。
消防用具発達の歴史コーナーでは、過去に実際に使用されていたものが展示されています。
3輪ポンプ車や馬引き蒸気ポンプなど、現代では見られない貴重な車両も展示されています。
また、消防用具の進化に伴い、使われ方が変わったアイテムも紹介されています。
たとえば、水道設備が整っていなかった時代の消防士は、火を消すために水をかけ続けることが難しい状況でした。
そのため、延焼を防ぐためにトビ口と呼ばれる金属のついた棒を使って隣家を破壊し、消火していました。
現在では家全体を壊すような手法はほとんどおこなわれていませんが、ガラス窓の撤去や危険物の排除のために使用されています。
消防車両にもトビ口が装備されているので、ぜひ確認してみてください。
●所在地:神奈川県厚木市下津古久280
●開館時間:9時から17時
●入館料:無料
●アクセス方法:「愛甲石田駅」タクシー乗り場から車で約10分
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厚木市の神奈川県総合防災センターの体験コーナー
神奈川県総合防災センターでは、自然災害の発生時に知っておくと役立つ知識を体験を通して学べます。
以下で、どのような体験コーナーがあるのか、概要を見ていきましょう。
地震体験コーナー
自身体験コーナーでは、最大震度7の揺れを実感できます。
CG映像も連動しており、より臨場感ある地震の模擬体験することが可能です。
関東大震災や阪神・淡路大震災など、過去の実際の揺れを忠実に再現しており、地震発生時に取るべき行動や注意点について学ぶことができます。
風水害体験コーナー
風水害体験コーナーでは、毎秒30mの強風と毎時50mmの強い雨を実感できます。
実際の台風では、一方向ではなくあらゆる方向から雨風が襲ってくるのが特徴です。
通常の歩行が困難な状況なので、屋外移動を伴う避難時には適切なタイミングで移動する必要があります。
災害レベルの強風と雨を経験することで、避難するべきか屋内に避難すべきかを判断する際にも役立つでしょう。
消火体験コーナー
消火体験コーナーでは、実物大の水消化器を使用した消火活動を体験できます。
火災による被害を抑えるためには、初期消火が重要です。
しかし、消火器の存在は知っていても、使用経験がある方は少ないでしょう。
そこで消火体験コーナーでは、消火器の正しい扱い方や火を消す際のコツを学ぶことで、いざという時にも迅速に対応できます。
通報体験コーナー
自然災害が発生した場合、スマートフォンや携帯電話が使用できない可能性があります。
そのような状況に備えて、公衆電話を利用した通報の手順を把握しておくことが重要です。
しかし、スマートフォンの普及により、公衆電話を使用した経験がない子どもも増加しているため、通報方法を学ぶことは有益です。
公衆電話を使用したことがある大人も、改めて公衆電話を使用した通報手順を確認し、災害に備えておくことをおすすめします。
煙避難体験コーナー
火災時には、煙により視界が遮られるだけでなく、有毒ガスが発生することがあります。
煙避難体験では、煙のなかでも安全に避難する方法を学ぶことができます。
火災発生時の音なども再現されており、よりリアリティのある体験コーナーです。
煙の特性や避難方法を理解することで、緊急時に冷静に行動できるようになるでしょう。
防災Q&Aコーナー
2020年には、防災Q&Aコーナーがリニューアルされました。
防災クイズに答えるとキャラクターが変化し、ゲーム感覚で防災知識を身につけることができます。
難易度別になっており、子どもから大人まで楽しめる仕様となっていますので、親子で挑戦してみることをおすすめします。
防災シアター
約90席ある防災シアターでは、防災に関する映像を視聴できます。
希望者にはDVDの貸し出しもおこなっているので、自宅や学校などでも防災について学びたい方におすすめです。
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厚木市の神奈川県総合防災センターで楽しめるイベント
厚木市の神奈川県総合防災センターでは、体験コーナー以外にも防災に関する知識を深められるイベントを開催しています。
以下で、過去におこなわれたイベントの一部を見ていきましょう。
夏休み親子防災教室
夏休み親子防災教室では、消防車両の試乗や消火活動の体験イベントがおこなわれました。
実際に消防用ホースを使用した消火体験やAEDの使用方法など、学校や地域の防災訓練とは異なる体験ができます。
防災に関する知識を学ぶだけでなく、消防士の仕事に触れることができるおすすめのイベントです。
かながわ防災フェア
かながわ防災フェアでは、子どもから大人まで楽しめる防災イベントがおこなわれました。
防災に関する各種展示や実演のほか、消防車両の展示や消防・救急体験コーナーがありました。
川崎市消防音楽隊による演奏や、消防学校の教育的な訓練披露など、普段はあまり目にすることのない企画もおこなわれたイベントです。
ゲーム体験型防災訓練
ゲーム体験型防災訓練は、主に中学生以上を対象とした防災イベントです。
チームで謎解きをしながら避難所の設置体験などをおこないます。
実際の災害発生時には市民も主体的に動き、避難所の設置および運営をおこなわなければなりません。
ゲーム体験型防災訓練を通して、基本的な知識を身につけることができます。
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まとめ
厚木市にお住まいなら一度は足を運びたい、神奈川県総合防災センターの概要やイベントをご紹介しました。
自然災害はいつ起こるかわかりません。
いざというときに大切な家族や財産を守れるよう、神奈川県総合防災センターで楽しみながら防災の知識を身につけてみてはいかがでしょうか。
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大樹不動産 メディア 担当ライター
大樹不動産【株式会社大樹不動産】は新築戸建て・マンションを中心に、海老名市エリア周辺の不動産情報を数多くご提供している不動産会社です。ユーザーの方に有益な情報をお伝えするため、ブログでも不動産情報を多数ご紹介しています。