こんにちは「海老名の不動産屋」大樹不動産です。
人生において大きな買い物である一戸建ては、どのような流れで購入するのでしょうか。
物件選びから引き渡しまでの大まかな流れを知っておけば、資金計画や引っ越しのスケジュールを立てやすくなります。
そこで今回は、一戸建てを購入するときに知っておきたい流れについて解説します。
一戸建ての購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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一戸建ての物件選びから購入申し込みまでの流れ
一戸建てを購入するためには、まずは物件選びから始まります。
そのあとの購入申し込みまでの流れを見ていきましょう。
予算や条件を決める
まず、一戸建ての購入においては、予算や求める条件を明確に定めることが重要です。
購入可能な予算は、頭金と住宅ローンの返済可能額から計算されます。
住宅ローンの返済可能額は、手取りの25%以内であれば無理なく返済できるでしょう。
ただし、返済可能額を算出する際には他の借金の有無にも留意する必要があります。
マイカーローンなどが存在する場合は、その金額も考慮して、無理なく返済できるかどうかを検討しましょう。
次に、予算に応じた物件選びをスムーズに進めるために、条件を具体的に決定します。
予算が制約されていても、立地や間取りなどについて優先順位を設け、物件を選ぶ際の判断材料とします。
購入代金以外にも費用がかかる
予算を決める際は、一戸建ての購入代金以外にも費用がかかる点にご注意ください。
主な費用には、以下のものがあります。
●仲介手数料:物件価格×3%+6万円+消費税
●印紙税:1〜3万円
●不動産取得税:固定資産税評価額の3%
●登録免許税:固定資産税評価額の2%
●司法書士への依頼料:数万円〜10万円前後
このほか、新居への引っ越し費用や家具・家電の購入費用なども必要です。
これらの費用は基本的に自己資金からまかなう必要があるので、頭金の支払いで貯金を使い果たしてしまわないようにしましょう。
物件選び
予算が確定したら、希望に合った一戸建てを探しましょう。
建売住宅の場合、建物はすでに完成しているため、気になる物件については内覧の申し込みもおこないます。
複数の興味を引く一戸建てがある場合は、あらかじめ考慮しておいた優先順位で比較検討すると良いでしょう。
内覧の平均件数は3〜5件
一戸建ての購入までにおこなう内覧の件数は、平均して3〜5件とされています。
5件ほどであれば、1日でまとめて内覧することも可能です。
そのため、物件選びに時間を十分にかけられない場合は、インターネットなどを活用してある程度の候補を絞り込んでおくと良いでしょう。
また、内覧は異なる時間帯におこなうこともおすすめです。
昼と夜、平日と休日では周囲の雰囲気が異なります。
したがって、時間に余裕がある場合は、内覧を何度かおこなってみることが良いでしょう。
購入申し込み
買いたい一戸建てが見つかったら、売主に購入申し込みをおこないます。
物件によっては、申込証拠金が約10万円必要な場合もありますので、事前に確認しておくと良いでしょう。
申込時には契約日や契約条件も交渉します。
物件価格や手付金の金額もこの段階で決まるため、一戸建て購入においては希望する条件を申し込みまでにしっかりと整理しておくことをおすすめします。
住宅ローンの事前審査
購入申し込みと同時に、住宅ローンの事前審査にも申し込みます。
実際の融資を受ける際には、事前審査と本審査の2つの段階が存在します。
本審査に進むためには、一部の住宅ローンでは事前審査を受けることが前提とされているため、物件選びと同時に金融機関も探しておくことが重要です。
落ちた場合に備えて、複数の金融機関を候補として検討しておくこともおすすめです。
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一戸建てを購入するときの売買契約から引き渡しまでの流れ
以下では、売買契約の締結から、一戸建ての引き渡しまでの流れを見ていきましょう。
売買契約を締結する
売主との交渉が合意に達したら、売買契約を締結します。
手付金(契約金額の5〜10%程度)は通常、この段階で支払います。
また、売買契約書に貼付する印紙税や不動産会社に支払う仲介手数料なども同タイミングで発生します。
物件の引き渡しおよび代金の決済
物件の引き渡しに際して、購入代金の決済をおこないます。
通常、住宅ローンの本審査には早くても10日〜2週間程度の期間がかかります。
したがって、物件の引き渡し日(融資の実行日)は、売買契約を結んだあとに約1か月〜1か月半後に設定されることが一般的です。
引き渡し時のチェックポイント
一戸建ての引き渡し前にも内覧がおこなわれます。
この際、建物や設備に不具合や仕様と異なる点がないかを確認しましょう。
問題がなければ、手付金を差し引いた残高を決済して引き渡しが完了します。
引っ越しする
一戸建ての引き渡し後はいつでも入居できます。
ただし、引っ越しに合わせて家具・家電を購入する場合、すぐに受け取れるとは限りません。
納品までに時間がかかることもあるため、入居直後から必要なものはできるだけ早く手配することをおすすめします。
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一戸建てを購入するときの流れと注意点
以下では、一戸建ての購入で失敗しないために、知っておきたい注意点をご紹介します。
物件価格の内訳を確認する
一戸建てを購入する際は、物件価格の内訳を確認しましょう。
オプション扱いとなっている設備には追加料金がかかるため、予想外の費用が発生する可能性があります。
たとえば、カーテンレールや網戸などは取り付けられていないケースもあります。
また、照明や物干し、洗濯パン、エアコンなどもオプション扱いとなっていることが一般的です。
必須のものだけでも50万円〜100万円程度の追加料金がかかるので注意してください。
なお、入居後にすぐに必要となるものは事前に工事を済ませておくことをおすすめします。
あとからの工事では入居に間に合わず、生活に支障が出る可能性があるからです。
キャンセルすると違約金が発生することがある
売買契約を結んだあとで、買主都合でキャンセルすると違約金が発生することがあります。
一般的な契約解除の方法は、支払った手付金の放棄(手付け流し)によるキャンセルです。
ただし、手付金の放棄によるキャンセルが可能なのは、売主が契約の履行に着手する前までです。
たとえば、所有権移転登記の手続きをすでに始めている場合は手付金の放棄によるキャンセルはできません。
その場合、違約金や損害賠償が請求される可能性があります。
アフターサービスの内容を確認する
一戸建ての引き渡し時には内覧で不具合の有無をチェックしますが、すべての問題点を発見できるわけではありません。
生活していくなかで不具合が見つかることもあるため、アフターサービスの有無も確認しましょう。
建売住宅では、工務店やハウスメーカーが独自のアフターサービスを提供する場合があります。
また、保証期間内の軽微な不具合であれば、無償で対応してもらえることもあります。
具体的なアフターサービスの内容は業者により異なるので、売買契約締結時に確認してください。
10年間保証がメーカーに義務付けられている
一戸建てでは、構造耐力上主要な部分と雨漏りに関係する部分には10年間の保証がメーカーに義務付けられています。
また、これにくわえて独自の長期保証を提供しているメーカーも存在するため、業者選びの際には参考にしてみてください。
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まとめ
一戸建てをお探しの方に向けて、購入の流れについて解説しました。
物件選びから引き渡しまでには、少なくとも3か月程度の期間がかかります。
しかし、物件選びに難航したり住宅ローンの審査に時間がかかったりすることもあります。
そのため、入居時期が決まっているときには余裕のあるスケジュールで手続きを進められるようにするのがおすすめです。
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大樹不動産 メディア 担当ライター
大樹不動産【株式会社大樹不動産】は新築戸建て・マンションを中心に、海老名市エリア周辺の不動産情報を数多くご提供している不動産会社です。ユーザーの方に有益な情報をお伝えするため、ブログでも不動産情報を多数ご紹介しています。