こんにちは「海老名の不動産屋」大樹不動産です。
厚木市は、神奈川県の県央地域に属する市で、県央地域の中心都市として栄えています。
住みやすさに関するさまざまなランキングで上位を獲得しているため、住みやすさの理由が気になっている方は多いのではないでしょうか。
この記事では、厚木市の概要を解説したうえで、厚木市が住みやすいといわれる理由や、実際に住んでいる方のクチコミをご紹介します。
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厚木市の概要
神奈川県厚木市の住みやすさをご紹介する前に、厚木市の概要を解説します。
厚木市の概要①地理
厚木市は、神奈川県の県央地域に位置します。
隣接する自治体は、海老名市、伊勢原市、相模原市、座間市、秦野市、平塚市、愛甲郡愛川町、愛甲郡清川村、高座郡寒川町の6市2町1村です。
市の面積は93.84㎢となっています。
厚木市の北西は山岳地帯であり、とくに秦野市との境にある「大山」は、関東屈指の霊峰です。
その反対側である厚木市の南東には、相模川や中津川など、複数の河川が流れています。
河川の流域は平野となっているため、北西が高く南東は低い、緩やかな傾斜を描く地勢です。
厚木市の概要②歴史
縄文時代の遺跡が発見されているため、厚木市周辺は縄文時代から人々が住んでいたと考えられています。
時代が下り、中世には、広島県の武将として知られる毛利氏の祖先の所領・毛利荘が置かれていました。
「厚木」という地名が文書に登場するのは、1338年のことです。
南北朝時代の書状に「相州厚木郷」の文字を確認できます。
さらに時代が下ると、この地域は細分され、複数の領主により支配されるようになりました。
明治時代以降は県央地域の交通や商業の要として栄え、1889年には厚木町が発足します。
何度かの合併を繰り返し、厚木市となったのは1955年のことです。
現在は業務核都市として首都圏の機能の一部を担い、都市と自然が調和したまちづくりを進めています。
地名の由来は諸説あり、河川の流域が木材の集散地であったため「あつめぎ」が転訛したもの、もしくはアイヌ語の「ヤオロケシ(寄木)」から名付けられたものだと言われていますが、定説はありません。
厚木市の概要③人口・そのほか
2023年12月時点の厚木市の人口は、約22万4千人です。
年齢別では、50代前半の方が約1万9千人でもっとも多く、次いで40代後半の約1万8千人となっています。
働き盛りの方や、子育て中の方が多い自治体だといえるでしょう。
神奈川県内の市では財政力がもっとも高く、財政力を生かした市政運営をしていることなどもあり、住みやすさに関するさまざまなランキングで上位を獲得しています。
名物は、相模川で獲れる鮎を使った「鮎料理」や、厚木市の冬の風物詩と名高い「いのしし鍋」、豚肉を秘伝の味噌だれに漬け込んで焼く「とん漬け」などです。
市の木はモミジ、市の花はサツキとなっています。
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住環境から見る厚木市の住みやすさ
先ほど解説したとおり、厚木市は県央地域の交通や商業の要として発展してきました。
そのため、交通アクセスや買い物環境が充実している点が魅力です。
また、財政力を生かした子育て支援もおこなっています。
ここでは、厚木市の交通アクセスや買い物環境、子育て支援から、住みやすさの理由をご紹介します。
厚木市の住環境①交通アクセス
厚木市には、小田急小田原線「本厚木駅」と「愛甲石田駅」の2駅があります。
「厚木駅」は厚木市ではなく海老名市にあるため、ご注意ください。
本厚木駅から新宿駅までは、快速を利用すると乗り換えなしで約40分です。
横浜駅には、海老名駅で特急に乗り換えると約40分~50分で到着します。
都心部までアクセスが良いため、通勤・通学がしやすいでしょう。
本厚木駅は1日の停車本数が多く、利用者数も関東地方の私鉄でトップクラスの駅です。
鉄道のほかには、市内各地を結ぶバス便が充実しているほか、羽田空港や成田空港への直通バスなども出ています。
高速道路のインターチェンジもあるため、自家用車を利用する方も便利に暮らせる環境です。
厚木市の住環境②買い物環境
本厚木駅周辺は、多くの店舗が集まっています。
愛甲石田駅周辺も、本厚木駅周辺ほどではありませんが、店舗が集まり住みやすいエリアです。
そのほかのエリアにも、商業施設やさまざまな店舗がオープンしています。
厚木市にお引っ越し後は、日常の買い物に困ることはないでしょう。
本厚木駅周辺には繁華街もあるため、お酒の席が好きな方も楽しめます。
華やかな店舗が並ぶ本厚木駅周辺エリア、日用品の店舗が充実した愛甲石田駅周辺エリアなど、買い物環境の雰囲気でお引っ越し先エリアを選ぶのも良いでしょう。
厚木市の住環境③子育て支援
厚木市の住みやすさの理由のひとつが、財政力を生かした子育て支援政策です。
2023年10月に子ども医療費助成制度が変更され、対象年齢が中学校卒業までから、18歳まで(18歳に達する日以後の最初の3月31日まで)に拡大されました。
また、共働き世帯に対するサポートも充実しています。
「幼稚園送迎ステーション」は、幼稚園の預かり時間前に子どもを預けると、各幼稚園までバスで送ってくれる施設です。
帰りの迎えも依頼でき、19時30分まで保育してくれます。
幼稚園に預けながら仕事もしたい、月に何日か介護で帰りが遅くなるなど、家庭の都合に合わせた利用が可能です。
厚木市では、すべての小中学校に「放課後学童クラブ」が設置されているため、就学後も安心して働けるでしょう。
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厚木市の住みやすさに関するクチコミ
飲食店の評判をクチコミサイトで調べるように、お引っ越し先エリアの住みやすさを調べるうえでは、すでに住んでいる方のクチコミが役に立ちます。
ここでは、厚木市の住みやすさに関するクチコミをご紹介します。
あくまでも主観であるため、判断材料のひとつとして参考にしてみてください。
厚木市の住みやすさに関するポジティブなクチコミ
厚木市の住みやすさに関するクチコミを見ると、自然環境や子育て支援に満足している方が多いようです。
●街と自然が調和している
●自然が多いのに都心に出やすい
●育児に対するサポートが手厚い
厚木市は、交通や商業の要として発展してきた都会的な面と、自然に恵まれた牧歌的な面のどちらも有しています。
都会過ぎず田舎過ぎない場所で暮らしたい方、自然豊かな環境で子どもを育てたい方におすすめのエリアです。
自然を生かした公園が多くあり、子どもの遊び場にも事欠きません。
「1年を通して祭りやイベントが多い」というクチコミも寄せられているため、お子さまと一緒にさまざまな行事を楽しめるでしょう。
厚木市の住みやすさに関するネガティブなクチコミ
その一方で、住みやすさに関するネガティブなクチコミもいくつか寄せられています。
●エリアによっては自家用車がないと不便
●繁華街の治安が気になる
●海老名市が発展してきているため不安
駅周辺は交通の便が良いものの、駅から離れるとバス便しかなく、不便さを感じるというクチコミをいくつか見かけました。
駅周辺に関しては、遅くまで営業している飲食店が多いため、治安に不安を感じている方もいるようです。
また海老名市が発展してきているため、これまで県央地域の中心地であった厚木市の価値が下がるのではないかと悩んでいるクチコミもありました。
これらのクチコミを参考にして、交通の便を確保したい方は本厚木駅周辺エリアに、安全面を重視したい方はやや離れたエリアにお住まいを決めると良いでしょう。
海老名市に関しては、海老名市にある小田急小田原線「海老名駅」まで、本厚木駅から乗り換えなしで5分です。
海老名市の発展が厚木市の価値にどのように影響するかは未知数ですが、すぐ隣の自治体であるため、利便性を共有できるのではないでしょうか。
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まとめ
神奈川県厚木市は、県央地域の交通や商業の要として栄えてきた地域です。
住みやすさの理由として、都会的な面と牧歌的な面のバランスが良いことや、子育て支援が充実していることなどが挙げられます。
交通の便が良く、都心部まで出やすい点も魅力のひとつです。
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大樹不動産 メディア 担当ライター
大樹不動産【株式会社大樹不動産】は新築戸建て・マンションを中心に、海老名市エリア周辺の不動産情報を数多くご提供している不動産会社です。ユーザーの方に有益な情報をお伝えするため、ブログでも不動産情報を多数ご紹介しています。