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住宅ローンのボーナス払いはおすすめ?メリット・デメリットをご紹介

カテゴリ:『住宅ローン』情報

こんにちは「海老名の不動産屋」大樹不動産の茨木です。

先日、相続不動産のご売却の査定依頼を頂き鎌倉市に行って参りました。

クルマで待ち合わせ場所に向かっていると湘南モノレールと出会えました。



なんでしょうかこの感情は

「うれしい?」「ワクワク?」「懐かしい?」

私の頭の中では、大船駅から湘南モノレールへ乗車し江の島に向かっている電車内で、身を乗り出して窓の外を眺めてはワクワクが止まらない…そんな幼いころの自分を想像していました。


ちなみに私はまだ一度も湘南モノレールには乗車した事がないんです。

ですので「想い出」ではなく「想像」です。

だからこそシュールな感情になったのかもしれません。

今回はクルマで現地に行ってしまったため、次回は湘南モノレールに乗ってみようと思います。


余談はさておき、住宅の購入をご検討中の方のなかには、住宅ローンの返済でボーナス払いを選択しようとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、ボーナス払いにはメリットが存在する一方、デメリットも存在するため注意が必要です。
今回は、ボーナス払いの仕組みやメリット・デメリット、ボーナス払いを選択する際に把握しておきたいポイントをご紹介します。


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住宅ローンのボーナス払いとはどんな仕組み?

住宅ローンのボーナス払いとはどんな仕組み?

ボーナス払いとは、毎月の返済にくわえて、ボーナスが支給される月は追加で住宅ローンを返済する仕組みです。
金融機関によっては、ボーナス時返済やボーナス加算などと呼ばれるケースもあります。

毎月払いとの違い

住宅ローンの返済は毎月払い・ボーナス払いの2種類で、ローンの契約時にいずれかを選択します。
毎月払いとは、その名のとおり決まった金額を毎月返済していく方法です。
それに対して、ボーナス払いを選択した場合、ボーナスが支給されるタイミングで年2回返済額を上乗せします。
例として、3,000万円を年1.5%の固定金利で借り入れ、元利均等返済で35年かけて返済するケースを考えてみましょう。
ボーナス払いをせずに毎月払いのみをおこなうケースでは、毎月の返済額は9万1,855円です。
一方、ボーナス払いをするケースの毎月の返済額は7万3,484円で、年2回のボーナス月はさらに11万487円が上乗せされます。
ボーナス払いをするケースでは毎月の返済額が2万円ほど減るため、返済の負担が減っているように見えるかもしれません。
しかし、諸費用を含めない総返済額は、ボーナス払いをする場合が3,859万7,286円、しない場合が3,857万9,007円と、ボーナス払いのほうが高くなっています。

ボーナス払いの割合はどうやって決める?

ボーナス払いの割合を増やせば増やすほど毎月の返済額は減らせますが、借入額におけるボーナス払いの割合は各金融機関が上限を定めています。
金融機関で定められている上限は50%前後のことが多く、実際にボーナス払いを選択している方は借入額の40%~50%に設定するケースが多いようです。
ボーナス払いの割合は無理なく返済を続けていくために欠かせないポイントなので、事前に綿密なシミュレーションをおこない割合を決めるのが重要です。
この記事でご紹介するメリット・デメリットやポイントもふまえて、無理のない資金計画を立てましょう。

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住宅ローンでボーナス払いを選択するメリット・デメリット

住宅ローンでボーナス払いを選択するメリット・デメリット

住宅ローンのボーナス払いには、メリットだけでなくデメリットも存在します。
複数のデメリットが存在するため、デメリットを理解せずにメリットだけを見てボーナス払いを選択するのはおすすめできません。
無理のない返済を続けるためにも、メリット・デメリットの両方を把握しておきましょう。

メリット

ボーナス払いを選択する大きなメリットは、毎月の返済額を軽減できることです。
ボーナス払いで返済をおこなう割合が高くなれば高くなるほど、毎月の返済額を減らせます。
ほかのローンの返済があり毎月ある程度の出費がある方にとっては、毎月の負担を減らす方法の1つになるでしょう。

デメリット

一方、ボーナス払いには以下のようなデメリットがあります。

●総返済額が増えるおそれがある
●ボーナスが支給されない場合の負担が大きくなる


住宅ローンのボーナス払いを選択すると、総返済額が増えるおそれがあるのがデメリットです。
住宅ローンを使用した際には、借りた金額である元本にくわえて、ローン残債に対してかかる利息を返済しなければなりません。
ボーナス払いを選択した場合、毎月の返済額が少ない分元本が減りにくいため、毎月払いより利息の負担が大きくなってしまいます。
ボーナス払いの割合を高くすればするほど毎月の返済が少なくなるものの、総返済額における利息の割合が大きくなる点に注意が必要です。
また、もしボーナスが支給されなかった場合、ボーナス月の返済の負担が大きくなってしまう点もデメリットとして挙げられます。
業績によってボーナスが支給されるかどうかが決まる企業に勤めている場合は、とくに注意する必要があります。
公務員や大企業に勤めている方などの場合、安定してボーナスが支給されるので問題ないとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、景気の変動や企業の業績悪化でボーナスの支給がなくなったり、支給額が大きく減額されたりする可能性も考えられます。
もし住宅ローンの返済が滞ると、ご自宅を手放さなけらばならない事態に陥るおそれもあります。
ボーナスが支給されるから良いと考えずに、想定外の出来事にも耐えられる余力を持った資金計画を立てましょう。

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住宅ローンでボーナス払いを選択する際に把握しておきたいポイント

住宅ローンでボーナス払いを選択する際に把握しておきたいポイント

では、住宅ローンの返済でボーナス払いを選択する場合、どのような点に注意する必要があるのでしょうか。
ボーナス払いを選択する場合に把握しておきたいポイントをご紹介します。

今後もボーナスの支給があるか

住宅ローンのボーナス払いを選択するうえで、今後もボーナスの支給があるかどうかは欠かせないポイントです。
就業規則や賃金規定でボーナスの支給について明記されているのであれば、ボーナスがなくなる可能性は低いでしょう。
しかし、ボーナスの有無は景気や業績に左右される可能性があるうえに、今後ボーナスのない企業に転職する可能性もあります。
ボーナスを含めた金額で返済額を検討するのではなく、ボーナスの支給が止まった場合でも返済できる額に設定しましょう。

ボーナス払いをしても貯金ができるか

ボーナス払いを選択するかどうか検討する際には、ボーナス払いをしても貯金ができるのかを確認しましょう。
教育費や老後資金のようなある程度予測できる出費に対しての貯金はもちろん、不測の事態に備えるための余裕資金も確保する必要があります。
住宅ローンの契約時の家計には問題がなくても、突然のケガや病気、転職などが原因で家計の収入が不安定になってしまうおそれもあります。
これらのリスクに対応するためにも貯金は必要であり、貯金をせずにボーナスの大半を住宅ローンの返済に充ててしまうのはあまりおすすめできません。
ボーナス払いの金額を大きくすると返済が一気に進んだように感じられますが、あまり金額を大きくしすぎないよう注意が必要です。

一部繰り上げ返済を利用できないか

前述のとおり、ボーナス払いは今後ボーナスが支給されなくなった場合のリスクが大きくなってしまいます。
そこで、ボーナスを使ってまとまった額を返済したい場合は、ボーナス払いではなく一部繰り上げ返済を利用するのも手段の1つです。
一部繰り上げ返済とは、毎月の返済額とは別にまとまった金額を返済できる仕組みで、元金の支払いに充てられます。
まとまった金額を返済するのは同じですが、返済するかどうかをご自分で決められるため、一部繰り上げ返済のほうがリスクが少ないと言えます。
利息を減らせるなどのメリットも存在し、返済の金額次第では返済期間の短縮も可能です。
ボーナス払いを検討している場合は、リスクが少ない一部繰り上げ返済での対応も検討すると良いでしょう。

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まとめ

住宅ローンのボーナス払いには、毎月の返済額を軽減できるというメリットがある一方、さまざまなデメリットも存在します。
将来ボーナスの支給がなくなった際や家計が急変した際のリスクが大きいので、ボーナス払いを利用すべきかどうかをしっかり検討したうえで選びましょう。

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茨木 智紀

9年前に家族で海老名に移住、そこから海老名の「住みやすさ・人・環境」を好きになり2020年に海老名で開業しました。 会社の都合や成績に流されない「お客様第一」を営業方針としており、私自身が最初のご相談からお引渡し・アフターフォローまですべて対応させて頂きます。 他社ですでに相談中の方もお気軽にセカンドオピニオンとしてご利用下さい。

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