路線価
こんにちはSelect at home大樹不動産の茨木です。
「路線価」この言葉なんとなく聞いた事がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はこの路線価について説明をしていきたいと思います。
通常ものには定価があり、商品を購入する際バーコードやタグがあり定価が表記されていると思います。
土地には定価がないため税務署が税金を設定する際困る為、税金の計算をしやすく、わかりやすくする為、「道路に値段」をつけました。
この値段を「路線価」といいます。
路線価には「相続税路線価」と「固定資産税路線価」の2種類があり、それぞれ対応する税金の計算をする際に使用します。
国税庁のホームページに「路線価図・評価倍率表」として公開がされています。地図や場所をクリックすると知りたい場所の道路の価格(路線価)を見ることができます。
まず調べたい土地の前面道路を見て頂くと、

このような感じで「150D」といった数値が書かれているのがわかりますでしょうか。
そしてこの数字の部分が千円単位となっております。
数字の後の「D」は通常の自用地では関係してこないので今回は割愛します。
ですので上記の図では路線価は「150D」=「150,000円」となります。
そしてこの路線価に土地の面積をかけるとその土地の相続税評価額や固定資産税評価額を割り出す事ができます。
例えば調べたい土地が150㎡あったとします、そして「路線価が150000円」となりますので、評価額は150✕150000=22500000円となります。
まとめ
一般の方がこの「路線価」を使用するケースは少ないと思いますが、
将来的に相続が発生した際、所有している土地がいくら位の評価額なのか知りたい等という時に「路線価」を知っていると便利ですね(^-^)/
後、これは必ずしも当てはまる訳ではございませんが、一般で取引きされる土地金額が路線価で計算した評価額の約1.25倍となるケースが多い為、一般で土地を販売したらいくらなのか参考金額を知りたい場合、計算して算出してみると良いかもしれませんね('-^*)/