こんにちは「海老名の不動産屋」大樹不動産です。
家は建てて終わりではなく、購入後は定期的なメンテナンスが必要です。
経年劣化は避けられないため、丁寧に暮らしていても、いずれ汚れや劣化が目立つようになるでしょう。
しかし、メンテナンスには費用や手間がかかるため「先延ばしにしよう…」と思う方も少なくありません。
今回は、一戸建てのメンテナンスをしないとどうなるのか、適した時期や家を長持ちさせるポイントについて解説します。
マイホームの購入をお考えの方は、ぜひご参考になさってください。
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一戸建てをメンテナンスしないとどうなる?
まずは、一戸建てをメンテナンスしないとどうなるのか、必要な理由とともに解説します。
必要な理由1:耐久性が下がる
一戸建てを放置するとどうなるのかというと、まず耐久性が下がってしまいます。
外壁や屋根、ドアなどが傷んだり破損したりすると、家全体の弱くなってしまうのです。
最終的には構造体にも影響が出てしまい、倒壊といった事態を招く恐れもあります。
耐久性が下がれば、地震などの自然災害が起きたとき、倒壊によって周辺住民にも迷惑をかけることになるでしょう。
必要な理由2:水漏れやカビが発生するリスクが高まる
メンテナンスしないとどうなるのか、それは水漏れやカビが発生するリスクが高まることを指します。
たとえば、外壁や屋根の塗装をしない場合、いずれ亀裂が入り、そこから雨水が侵入する可能性が高いです。
侵入した水はどうなるのかというと、雨漏りやカビの発生を促し、一戸建てだけでなく健康に影響を与えることになるでしょう。
雨漏りは、天井や壁のシミによって発見されることが多いものの、その時点ではすでに家全体に広がっているケースも少なくありません。
また、雨漏りが生じた家は、資産価値も下がる傾向にあるので、いざ売却しようと思ったときに不利になります。
必要な理由3:断熱性が低下する
一戸建てをメンテナンスしないとどうなるのかというと、断熱性の低下も懸念される点の一つです。
家は、経年劣化によって玄関や窓などの劣化により、断熱性が少しずつ低下していきます。
エネルギー効率が悪くなり、冷暖房の効きも悪くなってしまうでしょう。
光熱費が高騰している昨今、長期的に見ると、大きな損失が生じることになりかねません。
メンテナンスなしでの耐久年数
では、一戸建てでメンテナンスしないと、耐久年数はどうなるのでしょうか。
劣化を放置したままにした場合、家の耐久年数は長くて30年程度といわれています。
海外と比べて長持ちしないという特徴があるものの、適した時期に修繕をおこなっていれば、寿命を延ばすことが可能です。
施工した住宅会社によって必要となる修繕やタイミングが違う
一戸建てを施工した住宅会社次第で、メンテナンスのタイミングや必要性が異なります。
また、アフターサービスの内容によって、費用が発生するか否かが変わってくるのが一般的です。
マイホームを購入する場合は、アフターサービスやメンテナンスの内容について確認しておくべきといえます。
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メンテナンスをしないと長持ちしない?一戸建てで修繕すべき場所と時期
続いて、メンテナンスの場所と時期について解説します。
必要な箇所とそれぞれのメンテナンスの時期
必要な個所として、一般的に下記が挙げられます。
●外壁と屋根
●水回り
●内装
●床
必要な個所としてまず挙げられるのが、外壁と屋根です。
外壁と屋根のメンテナンスの時期は、一般的に10年に一度となります。
その理由は、外壁塗装と屋根塗装の保証が、10年となっているケースが多いためです。
外壁と屋根は、紫外線を直接浴びる部分のため劣化しやすく、放置してしまうと、剥がれやヒビによって雨漏りが発生する恐れがあるので注意しなければなりません。
水回りにはトイレやキッチン、洗面台があります。
それぞれ、保証期間は5~10年であることが一般的です。
そのため、保証が切れる時期でメンテナンスを検討するのがおすすめといえるでしょう。
しかし、外壁や屋根と違い、室内にあるため劣化が進みにくい箇所です。
日常的に掃除をおこなったり丁寧に扱ったりすると、長く使用できます。
内装とは壁紙のことで、浮いたり剥がれたりした場合はその時期にメンテナンスが必要です。
壁紙が剥がれて下地がむき出しになると、家の強度が下がり、そのほかの部分が破損したりする可能性があります。
壁紙が剥がれているということは、接着剤の効果が切れている時期と判断し、なるべく早く張り替えるのがおすすめです。
床は日焼けや虫食いが生じやすい、10年をめどに修繕をおこなうと良いでしょう。
とはいえ、全面を張り替えると費用が高くなるので、劣化や汚れがある部分だけをその都度直していく方法がおすすめです。
費用の相場
一戸建てにおける外壁と屋根の費用は、30坪で120~150万円が相場です。
水回りの費用はトイレで5万前後、洗面台で10万前後、キッチンとトイレは70~100万円が相場となります。
壁紙の貼り替えは、リビングで15~20万円、家全体で70万円前後が相場です。
床の貼り替えは、家全体で50万円以上の費用が必要となるでしょう。
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一戸建てをメンテナンスしないで長持ちさせるポイント
最後に、一戸建てをメンテナンスしないで、長持ちさせるポイントについて解説します。
長持ちさせるためのポイント1:外壁はこまめにチェックする
ポイントとしてまず挙げられるのが、外壁はこまめにチェックすることです。
日常的に目にすることの少ない外壁は、経年劣化に気付きにくいのが難点です。
とくに北側の外壁は日当たりが悪いため、カビやコケの発生が多く見られる場所となります。
外壁の劣化が進んだ状態で放置してしまうと、雨漏りが発生して一戸建ての資産価値を下げてしまうでしょう。
雨水が一度でも侵入した家は、瑕疵あり物件として取り扱われる可能性があり、いざ売ろうとしても売却しにくくなる恐れがあります。
劣化に早く気付けるよう、こまめにチェックすることがポイントです。
長持ちさせるためのポイント2:掃除や換気を日常的におこなう
掃除や換気を日常的におこなうことも、長持ちさせるポイントの一つです。
床や壁のホコリや汚れを取れば、それだけでダニやカビの発生を防止することができます。
また、こまめな換気により室内の空気が循環され、調湿にもつながるでしょう。
一戸建てが劣化する原因の一つが、換気や掃除をしないことです。
そのため、日々掃除や換気をおこない、新鮮な空気を取り込むことが大切といえます。
長持ちさせるためのポイント3:工務店や専門家にチェックしてもらう
ご自身で状態のチェックが難しいこともあることと思います。
そのような場合は、家を建てた工務店やハウスメーカー、専門業者に依頼するのも一つの方法です。
専門的な目線から、状態の良し悪しやメンテナンスの時期についてアドバイスを受けることができます。
メンテナンスしやすい家の特徴
メンテナンスしやすい家の特徴は、外観・内観ともに凹凸が少ないことです。
凹凸があれば、汚れや劣化が生じやすく、その分メンテナンスの頻度も多くなります。
そのため、一戸建てを建てる際は、メンテナンスしない状態でも、長く住める家を意識することが大切です。
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まとめ
一戸建てをメンテナンスしないとどうなるのかというと、耐久性が低下したり雨漏りが発生するリスクが高まったりします。
一般的には、保証期間が切れる時期に修繕をおこなうべきですが、丁寧に使用すれば修繕しない状態でも長く使うことが可能です。
長持ちさせるポイントとして、外壁の状態は常にチェックすることや、日常的に掃除や換気をおこなうことなどが挙げられます。
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大樹不動産 メディア 担当ライター
大樹不動産【株式会社大樹不動産】は新築戸建て・マンションを中心に、海老名市エリア周辺の不動産情報を数多くご提供している不動産会社です。ユーザーの方に有益な情報をお伝えするため、ブログでも不動産情報を多数ご紹介しています。