こんにちは「海老名の不動産屋」大樹不動産です。
中古一戸建てを購入するのであれば、購入後の維持費についても考えておく必要があります。
修繕費や税金、保険料などの思わぬ出費で悩んでしまわないよう、購入前から維持費の目安を把握しておくことが重要です。
今回の記事では、中古一戸建ての維持費の種類から目安の金額、維持費を抑えるコツについて解説していきます。
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中古一戸建ての維持費はどんなものがある?
一戸建てはマンションとは異なり、毎月の管理費や修繕積立金が必要ありません。
しかし、中古一戸建てを購入するのであれば、ご自身でメンテナンスを計画して修繕費を積み立てる必要があります。
中古一戸建ての維持費を計画する際には、修繕費や税金、保険料などを考慮して予算を見据えた購入をおこないましょう。
中古一戸建ての維持費①修繕費
中古一戸建ては、どれくらいの築年数からメンテナンスが必要なのでしょうか。
一戸建ては、築10年を過ぎた頃からメンテナンスが必要です。
水回り設備の取り替えや外壁・屋根修繕、フローリングの張り替えや給排水管の交換などをおこなっていくことになります。
築年数が経過すると物件価格は下がる傾向がありますが、修繕費がかかってきますので、修繕費も資金計画に組み込んだうえで、物件を購入するタイミングを選びましょう。
また、中古一戸建てを購入するときには、あらかじめ最低限のリフォームが済んだ物件を選ぶことで、修繕費を抑えられます。
中古一戸建ての維持費②税金
中古一戸建てを購入すると、固定資産税と都市計画税がかかります。
物件価格が高ければ、その分税金も高くなりますが、中古一戸建ては新築に比べて税金が割安となります。
こういった購入後の維持費も考慮して、予算を検討しましょう。
固定資産税とは
固定資産税はすべての不動産に課税され、「固定資産税課税標準額×1.4%」で計算されます。
居住用の物件については200平米までは6分の1、200平米を超える部分については、3分の1となる軽減措置が適用されます。
また、税率は自治体により異なる場合があります。
都市計画税とは
都市計画税は「固定資産税評価額×0.3%」で計算されますが、市街化区域内にある物件のみ必要です。
居住用の物件で200平米までは税率が3分の1、200平米を超える部分については、3分の2となる軽減措置が適用されます。
中古一戸建ての維持費③保険料
建物・家財の火災保険は、保険料を最長10年まで一括して支払えますが、地震保険の保険料は最長でも5年ごとの支払いが必要です。
火災保険料・地震保険料は、住宅のある地域や建物構造、補償対象、保険期間、特約の有無などでによって大きく変わります。
また、水災補償つきの火災保険では、10年一括払いで数十万円になることが一般的です。
地震保険についても、建物の規模によっては5年で30万円~50万円程度になることもあります。
中古一戸建て購入時には、今後も定期的に保険料の支払いがあることを覚えておきましょう。
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中古一戸建ての維持費のひとつ!修繕費はいくらくらいかかる?
中古一戸建てを購入する際には、建物の維持費として、修繕費も考慮しておく必要があります。
修繕には予期せぬ費用も発生する可能性がありますので、計画的に資金を準備しておきましょう。
ここでは、メンテナンスが必要になってくる築年数ごとの修繕費について詳しく見ていきます。
築10年頃の修繕費の目安
築10年頃には、キッチン、浴室、トイレ、洗面台などの水回り設備の交換や壁紙の張り替えなどが必要になります。
また、シロアリ対策もこの時期におこなうことが推奨されます。
築10年頃の修繕費は、約250万円を見込んでおきましょう。
●水回り設備の交換・修理:15~150万円
●給湯器の交換・修理:15~25万円
●壁紙交換:40~50万円
●シロアリ対策:20~30万円
築20年頃の修繕費の目安
築20年を過ぎると、外壁や屋根のメンテナンスからフローリングの貼り替え、給排水設備の交換など、より大規模な修繕が必要となります。
築20年頃の修繕費は、約380万円を見込んでおきましょう。
●外壁の修理・塗り替え:100~130万円
●屋根の葺き替え・塗り替え:100~130万円
●フローリングの貼り替え(8~10畳):20~25万円
●給排水設備の交換・修理:50~100万円
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中古一戸建ての維持費を抑えるためにはコツがある?
ここでは、中古一戸建ての維持費を抑えるためのコツをご紹介します。
これらのコツを活用して、中古一戸建ての維持費を抑えつつ、快適な暮らしを送りましょう。
維持費を抑えるコツ①耐久性の高い素材を使った物件を購入する
物件に使用されている素材は、耐久性に大きな影響を与えます。
たとえば、軽量鉄骨の構造は木造よりも耐用年数が長く、銅板の屋根は長期間塗装の必要がありません。
外壁にガルバリウム鋼板が使われている物件は、錆びにくく30年以上も持つことができます。
維持費を抑えるためには、中古一戸建てを購入する前に、その物件に使用されている素材の耐久性を確認しましょう。
また、適度なメンテナンスが行われているかも重要です。
維持費を抑えるコツ②できる範囲の修繕は自分やる
外壁や基礎部分などの細かい傷やひび割れなど、自分で修繕できる範囲があります。
定期的な手入れや修繕を行うことで、建物の劣化を防ぐことに繋がります。
壁の塗装を業者に依頼すると費用が高額になりますが、自分でやることで維持費を抑えることが可能です。
しかし、安全性を考慮して、大規模な修繕は専門家に依頼しましょう。
維持費を抑えるコツ③購入時にホームインスペクションを受ける
中古一戸建てを購入する際には、事前にホームインスペクション(住宅診断)を受けることをおすすめします。
専門家が物件の状態をチェックすることで、隠れた欠陥や問題点を事前に把握できます。
また、トラブルの責任が売主・買主のどちらにあるのかも分かりやすくなるので、ぜひホームインスペクションを受けておきましょう。
状態が良い中古一戸建てを選ぶことで、修繕費を抑えることができます。
維持費を抑えるコツ④利率の低い住宅ローンを選ぶ
住宅ローンの金利は、返済額に大きな影響を与えます。
少しでも利率の低い住宅ローンを選ぶことで、長期間の返済額を節約することができます。
金利の違いが何百万円もの差になることもあるため、金融機関や条件を比較検討しましょう。
維持費を抑えるコツ⑤火災保険・地震保険の定期的な見直し
火災保険や地震保険を定期的に見直すことも、維持費を抑えるコツです。
補償内容や契約期間によって保険料を抑えることができます。
たとえば、いらない補償内容を削除する、長期の契約にするなど、最初に契約した内容よりも保険料を抑える方法はいろいろとあります。
しかし、必要な補償まで削りすぎないように注意しましょう。
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まとめ
中古一戸建てを購入すると、修繕費や税金、保険料などの維持費がかかります。
水回り設備や外壁などは、築10年頃から修理などの修繕費が必要となってきます。
このように築年数が経過するにつれて修繕費が増えるため、しっかりと資金計画を立てることが重要です。
また、税金として固定資産税や都市計画税がかかりますが、中古一戸建ては新築に比べて税金が割安です。
さらに、火災保険や地震保険の保険料も見直すことで節約になります。
中古一戸建てを購入する際には、維持費を抑えるために、耐久性の高い素材を使った物件を選んだり、事前にホームインスペクションを受けたりするようにしましょう。
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大樹不動産 メディア 担当ライター
大樹不動産【株式会社大樹不動産】は新築戸建て・マンションを中心に、海老名市エリア周辺の不動産情報を数多くご提供している不動産会社です。ユーザーの方に有益な情報をお伝えするため、ブログでも不動産情報を多数ご紹介しています。