建売住宅にかかる維持費の種類とは？平均費用と抑える方法について解説！｜海老名市の新築戸建て、マンションの仲介手数料無料物件をご紹介

▼ 建売住宅にはどのような種類の維持費がかかる？
▼ 建売住宅にかかる維持費の平均金額はどのくらい？
▼ 建売住宅の維持費を抑える方法
▼ まとめ

建売住宅にかかる維持費の種類とは？平均費用と抑える方法について解説！

こんにちは「海老名の不動産屋」大樹不動産です。

建売住宅を所有していると、毎月支払う住宅ローンのほかにも、さまざまな維持費がかかることをご存知でしょうか。
建売住宅の維持費が家計の大きな負担となってしまわないためにも、購入前にどのくらいの維持費が必要なのか理解しておきましょう。
そこで今回は、建売住宅を購入する方向けに、建売住宅の維持費の種類と平均金額に加えて、維持費を抑えるためのおすすめの方法について解説します。

▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
海老名市の売買物件一覧へ進む

建売住宅にはどのような種類の維持費がかかる？

建売住宅を所有していると、おもに「税金」「メンテナンス・修繕費用」「保険費用」の3種類の維持費がかかります。
それぞれどのような費用であるのか、なぜ必要なのかを以下に解説します。

税金

建売住宅を購入すると、不動産を所有している状態となるため、税金を納める必要があります。
一方で賃貸住宅に住んでいるときは、不動産の所有者ではなく占有者であるため、税金を納める必要はありません。
建売住宅を所有していると、おもに「税金」「メンテナンス・修繕費用」「保険費用」の3種類の維持費がかかります。
まず固定資産税とは、毎年1月1日時点で不動産を所有している者に対して課せられる税金のことであり、建物と土地のそれぞれにかかります。
固定資産税は、各市町村区によって独自に定められた土地と建物それぞれの評価額である固定資産税評価額に税率の1.4％を掛け合わせて算出されます。
道路や上下水道などの設備と、公共施設の建設に使用される税金です。
次に都市計画税とは、市街化区域内にある不動産の所有者に課せられる税金であり、固定資産税とともに納税します。
固定資産税の税率とは異なる税率の0.3％を掛け合わせて算出されます。
都市計画税は、都市計画事業や土地区画整理事業として使用される税金です。

メンテナンス・修繕費用

建売住宅を購入し長く住んでいると、経年劣化によって家が傷んだり設備に不具合が生じたりします。
安全かつ安心して長く住み続けるためにも、メンテナンス・修繕費用が必要です。
たとえば、定期的な外壁塗装や雨樋の交換、シロアリ対策などのメンテナンスが挙げられます。
しかし経年劣化によって大規模な修繕費が必要となる場合もあるでしょう。
また、住宅設備であるキッチンコンロやトイレ、システムバスなどは消耗品です。
不具合や故障が起きた場合、修理や交換をおこなう必要があります。
このように建売住宅の本体部分や設備には、定期的なメンテナンス・修繕費用が必要となる点も、購入前に想定しておきましょう。

保険費用

建売住宅を購入すると、火災保険に加入するための保険料がかかります。
火災保険への加入は任意ですが、住宅ローンを組む際には、火災保険の加入が必須条件です。
火災保険に加入すると、火災や洪水、落雷などの災害被害によって住宅が損壊した場合、保険金が受け取れます。
オプションによっては、盗難や不測の事故による補償なども付けられます。
ただし、火災保険の補償内容には、地震による被害は含まれない点に注意してください。
地震保険は火災保険の付帯型であり、セットで加入することが一般的です。
地震による被害は大きくなるため、国と民間の共同で運営されている保険です。

▼この記事も読まれています
神奈川県厚木市の口コミで高評価な美容室！おすすめ3選をご紹介

▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
海老名市の売買物件一覧へ進む

建売住宅にかかる維持費の平均金額はどのくらい？

それでは建売住宅の維持費は、実際どのくらいかかるのでしょうか。
住宅ローンだけでなく、必要な維持費の目安を理解しておくと、ライフプランを立てる際にも役立ちます。
建売住宅にかかる維持費の平均額を、以下に解説します。

1年間にかかる維持費の平均金額

建売住宅の1年間にかかる維持費は30〜40万円ほどであり、内訳は以下のとおりです。

●固定資産税：15万円ほど
●保険費用：1~5万円ほど
●メンテナンス・修繕費用の積立：15万～20万円ほど
●その他費用：0〜10万円ほど

一般的な大きさである30坪の建売住宅にかかる年間の税金額は、固定資産税が12万円ほど、都市計画税が2万円ほどです。
新築一戸建ての場合だと、初めの3年間は軽減措置によって建物部分の固定資産税が減額されます。
火災保険は、割引率が高い長期一括払いを選択するケースが多く、5年間で5〜20万円ほどが必要なため、年間だと1〜5万円ほどかかります。
地震保険は、国と民間の共同運営であるため、保険額が一律で決まっていますが、火災保険料と変わらない金額です。
築10〜15年の周期で外壁塗装や屋根のメンテナンス・修繕費用が必要であり、費用は100~150万円ほどかかります。
メンテナンス・修繕費用は、毎年必要になる費用ではないため、積立金として年間15万円ほどのメンテナンス・修理費用を準備すると良いです。
その他の費用は、ホームセキュリティの導入費用や自治会・町内会費などが挙げられます。

建売住宅は5年周期でメンテナンス・修繕費用が必要

メンテナンス・修繕費用は、毎年必要とされるわけではありません。
5年周期でメンテナンス・修繕が発生するといえるでしょう。
たとえばシロアリ対策は5年ごとに必要であり、10万円ほどの費用がかかります。
また、外壁と屋根塗装は、10〜15年ごとにメンテナンス・修繕が必要であり、100~150万円ほどの費用がかかります。

▼この記事も読まれています
材質による窓の断熱性能を比較！アルミサッシと樹脂窓についても解説

▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
海老名市の売買物件一覧へ進む

建売住宅の維持費を抑える方法

建売住宅の維持費を抑えたいと思う方も多いでしょう。
しかし、税金と保険費用は固定であるため、抑えるのが難しい維持費です。
そこでメンテナンス・修繕費をできる限り抑える方法を以下に解説します。

アフターサービスが充実しているハウスメーカーを選ぶ

維持費を抑えるためにも、建売住宅を購入するときは、保証やアフターサービスが充実しているハウスメーカーを選ぶと良いです。
保証期間であれば無償で修繕してもらえる場合があります。
無償での修繕を提供しているというのは、建売住宅の品質にも自信を持っているといえます。
しかし保証期間は、建物の箇所ごとに決まっている場合が多いため、事前に保証期間を確認しておきましょう。

優れた品質の建売住宅を選ぶ

耐震性や断熱性、耐久性などに優れている建売住宅だと、建物が長持ちするため、メンテナンス費用が抑えられます。
また、耐震性に優れていると地震保険が安くなったり、断熱性に優れていると光熱費の節約ができたりするメリットがあります。
しかし、優れた品質の建売住宅だと建物本体の価格が高くなってしまいますが、維持費とのバランスを考慮して購入することが大切です。

定期的なメンテナンスを怠らない

建売住宅に定期的にメンテナンスや掃除などをおこなうのも、維持費を抑える方法の一つです。
メンテナンスを怠ってしまうと、大きな修繕工事が必要となり、結果的に高額な修繕費用がかかってしまいます。
また、劣化も早めてしまうため、資産価値を下げてしまう原因となるでしょう。
建売住宅に適切なメンテナンスと掃除をおこない、安全かつきれいな状態を維持しましょう。

▼この記事も読まれています
一戸建て建築費はどれくらい高騰したのか？理由や今後の見通しについて解説

▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
海老名市の売買物件一覧へ進む