こんにちは「海老名の不動産屋」大樹不動産です。
座間市にある県立座間谷戸山公園は、生物を観察するための場所や植林地などがあり、自然環境が整えられている公園です。
その中に設置されている施設は一般市民も利用が可能となっており、自然環境に触れつつさまざまな経験ができる場所になっています。
この記事では、座間市にある県立座間谷戸山公園について概要や楽しみ方、特色をご紹介します。
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弊社へのお問い合わせはこちら座間市にある県立座間谷戸山公園の概要とは
県立座間谷戸山公園がある土地は、古くから人々が生活をしてきた場所と言われています。
その歴史は縄文時代から始まっており、里山の風景が残る場所として近年に至るまで、地元住民から愛されてきました。
概要
県立座間谷戸山公園は自然生態観察公園として、昭和62年から整備がスタートしました。
自然生態観察公園とは、都市化が進むにつれ自然が失われることを危惧して設置される公園のことを指します。
公園の設置により、その土地の住民が自然と触れ合える環境が維持されることにつながります。
自然生態観察公園として整備することが発表された際には、約290通の意見や提案が集まった記録が残っており、注目度が高かったことがわかるエピソードです。
公園の整備は集まった意見や提案を反映しておこなわれ、平成5年4月には全体の3分の1が開園し、平成14年にさらに一部分が開園しています。
敷地は、30haを超える面積となっています。
自然環境が楽しめる施設
公園内には、自然環境に触れ合い、楽しめる施設が複数設置されています。
たとえば休憩に利用できるログハウスや、パークセンターです。
パークセンターには約50名が同時に使用できるレクチャールームがあり、総合学習や環境学習のほか、研修などにも利用が可能となっています。
また園内の自然情報や、開催されるイベントの紹介がおこなわれているエントランスホールもあり、こちらは公園管理事務所も兼ねています。
そのほか、古民家がモチーフとなった里山体験館も設置されており、縁側での休憩を楽しむことが可能です。
どの施設も、利用時間が異なっているため注意してください。
場合によっては利用できないこともあるため、利用の際は事前に確認しておくと良いでしょう。
なお、公園には「谷戸山憲章」が定められており、園内の石や土・生物を外部に持ち出さないなど4つの規則があります。
県立座間谷戸山公園を利用の際には、この谷戸山憲章を確認のうえ園内の自然環境を残していくことを念頭におき、楽しい時間を過ごしてください。
交通アクセスは小田急線を利用、もしくは自動車が便利です。
自動車の場合は、国道246号西原交差点から約5分での到着となります。
駐車場は時期により利用可能時間が異なるため、事前に確認したうえでのご利用をおすすめします。
●所在地:神奈川県座間市入谷東1丁目
●料金:無料
●駐車場:あり
●アクセス方法:小田急線「座間駅」より徒歩で約10分、「相武台前駅」より徒歩で約15分
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座間市の県立座間谷戸山公園ではどんな楽しみ方ができる?
県立座間谷戸山公園では設置されている施設を利用して休憩するなど、自然を感じながら楽しむことが可能です。
しかし、施設を利用する以外にも、別の楽しみ方で公園の自然を感じることもできます。
生物や植物を観察する
前述したように県立座間谷戸山公園は、自然生態観察公園として整備されています。
そのため、園内には水鳥の池・湿生生態園・昆虫の森など生き物を観察できる場所や、スギ・ヒノキ・シラカシ観察林など、木をメインに観察できる場所もあります。
県立座間谷戸山公園に来るだけで、普段なかなか目にすることのない生物や植物などを観察して楽しめるでしょう。
ウォーキング
県立座間谷戸山公園のホームページには、公園を散策するウォーキングマップが公開されています。
マップでは散策コースが紹介されており、外周路一周、水鳥の池・わきみずの谷、水鳥の池外周、里山・湿生生態園の4種類になっています。
自然に囲まれた公園の環境でウォーキングをすると、一年を通して四季折々の違った風景を楽しめるでしょう。
なお、マップにはコースをウォーキングした場合のおおむねの消費カロリーが記載されています。
さらに、ゆっくり観察・体力維持・体力向上の3つのペースでウォーキングをした場合の所要時間も紹介されているため、健康を兼ねていろいろなペースでコースを散策してみるのも良いでしょう。
バリアフリー対応
県立座間谷戸山公園はバリアフリーに対応している場所があり、車イス利用者の方も楽しめる公園になっています。
車イス利用者散策路は2コース用意されており、どちらも水鳥の池・わきみずの谷を楽しむことが可能です。
車イスの貸し出しもおこなわれているため、足元がご不安な方は里山体験館もしくはパークセンターにて貸し出しをお申し込みのうえ、散策路を楽しんでください。
また、園内に設置されているトイレは6か所すべてがバリアフリー対応になっているほか、駐車場も身障者用駐車スペースが用意されています。
県立座間谷戸山公園では上記のようにバリアフリー対応の場所が用意されているため、車イスの方はもちろん、ベビーカーなどをご利用の方も楽しめる公園です。
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座間市にある県立座間谷戸山公園の特色は?
県立座間谷戸山公園の特色として、さまざまな活動をしていることが挙げられます。
その内容は公園の自然を守る活動や、彩りをくわえて来園者をさらに楽しませるための活動になっています。
里山保全隊
谷戸山は、古くから農作業や薪の採取など人々が生活のために手を加えることにより、独自の自然環境が作られた里山です。
しかし、近年では人々の生活が変わってしまい、山の手入れをする機会が減少してしまいました。
そこで県立座間谷戸山公園では、里山保全隊として市民の参加を募り、谷戸山の保全活動をおこなっています。
活動内容は、雑木林の下草刈りや外来植物の除草作業、植物の生育や成長を守るための落葉かきなどとなっています。
どの作業も難しいことはなく必要な道具は貸し出しとなっており、参加費無料・自由参加の活動です。
参加することにより、自然を感じながら谷戸山の環境保全に貢献ができるでしょう。
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花植えたい
「花植えたい」も里山保全隊と同じく、市民参加を募っているボランティア活動になっています。
平成20年にスタートしており、パークセンター前にある広場の花壇を中心に花を植える活動をおこなっています。
春と秋の年2回、花植えがおこなわれており、土づくりや落ち葉で腐葉土を作る作業、花壇の柵の修理などが活動内容です。
活動は、3月~11月は第1・2・4・5の水曜日、12月~2月は第2水曜の予定になっています。
これまでは、サルビアやダリア、ヒマワリなどほかにもさまざまな花が育てられており、参加すると花壇を作るためのあらゆる経験ができるでしょう。
さまざまな市民団体による活動
谷戸山の保全活動には多くの市民団体が参加しており、イベント開催なども実施されています。
たとえば、谷戸山野鳥と自然の観察グループでは毎月公園内の野鳥の観察データを記録していたり、写楽会では谷戸山の生物・植物の写真撮影と保護活動をしつつ写真展の開催をしたりなどその活動内容はさまざまです。
このように、県立座間谷戸山公園には多くの人が関わっており、協力して谷戸山の保全がおこなわれています。
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まとめ
県立座間谷戸山公園は自然生態観察公園として整えられており、施設以外にも生物や植物を観察できる環境になっています。
ウォーキングやボランティアに参加することにより、さらに公園を楽しんで利用できるでしょう。
気軽に自然を感じられるため、自然環境に多く触れたい方にはおすすめの場所となっています。
大樹不動産 メディア 担当ライター
大樹不動産【株式会社大樹不動産】は新築戸建て・マンションを中心に、海老名市エリア周辺の不動産情報を数多くご提供している不動産会社です。ユーザーの方に有益な情報をお伝えするため、ブログでも不動産情報を多数ご紹介しています。