「元利均等返済」と「元金均等返済」
住宅ローンを組む際、融資を受ける銀行の担当者から「元利均等返済」と「元金均等返済」どちらにしますか??
なんて聞かれます。
ほとんどの方は聞かれても「それって何??」となります。
大体の方は簡単な説明を受けて「元利均等返済でお願いします!」となりますが、
融資額にもよりますが、総支払い額が数十万変わってくるケースもあります。
そこで今回は事前に覚えておいた方が良い住宅ローンの知識「元利均等返済」と「元金均等返済」の特徴に触れていきたいと思います。
毎月の返済額が同じになるように元金と利息の割合が調整されている返済方法。
毎回の返済が一定なので返済計画が立てやすいのが最大の特徴でメリットです。
返済当初は利息が占める割合いが多く、その分元金の減りが遅いため元金均等返済に比べると総支払い額は多くなる。
元金を返済期間で均等で割り、残っている元金にかかる利息がプラスされる返済方法。
毎月の返済額は一定ではなく、返済当初がもっとも月の返済額が大きく、元金が減ったぶん徐々に月々の返済額は軽くなっていきます。
元利均等返済と比べたときの最大のメリットは「総返済額」が少なくなります。
デメリットは月々の返済額が一定ではないので家計管理がしづらい点です。
では「元利均等返済」と「元金均等返済」とでどのように変わるかシミュレーションになります。
※借入額:3000万円 / 金利1.8%(固定金利) / 返済期間:35年間(420回)
この条件で計算すると総返済額は約100万円ほど元金等返済の方が安く抑えられることとなります。
ただ最初は元利均等返済より2万円ほど多く払わなくてはなりません。
年収に対して無理のない融資額の場合でしたら、この「元金均等返済」の方が総支払額は抑えられますし、どんどん月々の支払いは安くなってきますし良いですね。
ただ購入される方は買われた時より徐々に年収は上がっていく事が想定できますので、「年収」と「月々の返済額」が反比例する「元金均等返済」は選択される方は実際少ないです。
しかしその方のライフスタイルによって「返済の仕方の相性」は変わってきますので、「住宅ローン」を組む時の参考にしてみて下さい。
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