こんにちは「海老名の不動産屋」大樹不動産の茨木です。
マイホームの購入時に、多くの方が住宅ローンを活用されます。
住宅ローンを検討する際、オンライン上の手続きから申し込みができるネット銀行も選択肢のひとつです。
今回はマイホーム購入される方に向けて、ネット銀行の住宅ローンとはどのようなものか、メリットやデメリット、メガバンクなどの住宅ローンとの違いについて解説します。
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弊社へのお問い合わせはこちらオンラインで手続きできる!ネット銀行の住宅ローンとは?
マイホームを購入するときに、資金計画の面で心強い味方となるのが住宅ローンです。
まずは、ネット銀行の住宅ローンとは何か、概要から解説します。
ネット銀行とは
ネット銀行の多くが住宅ローンの取り扱いをしており、マイホーム購入をされる方にとっても有効な選択肢になっています。
しかし、ネット銀行は従来の伝統的な銀行とは異なる特徴を備えた存在です。
住宅ローンを検討するときの予備知識として、ネット銀行とはどのような銀行なのかも押さえておくとスムーズな利用につながります。
ネット銀行とは、簡単にいうと必要な手続きをオンラインでおこなう銀行です。
最小限の店舗のみで運営されていることが、従来の伝統的な銀行とは大きく異なります。
とはいえ、ネット銀行は2000年代に開設されて以降、利用者も増えて、今では身近な銀行になっています。
ネット銀行の利用をはじめるときには、口座開設の手続きもオンライン上です。
通帳はなく、キャッシュカードは郵送で届く流れとなります。
ちなみに現金を出金するときなどは、提携しているATMを使って引き出すことができます。
ネット銀行が扱う住宅ローンとは
現在、ネット銀行は10行以上あり、その多くで住宅ローンの利用が可能です。
提供されている住宅ローンの商品はネット銀行によって違ってきます。
しかし、マイホームの購入をはじめ、建築資金の調達や住宅ローンの借り換えといった目的で利用できることはほぼ変わりません。
これは、従来の銀行とも共通している点です。
住宅ローンを活用するときには事前審査が必要になりますが、ネット銀行では事前審査もオンライン上で申し込みができます。
なお、ネット銀行のなかには、本審査までご自身で手続きをおこなわなければならないケースもあります。
その場合は、書類の用意や確認などもすべてご自身で対応するため、慎重におこなうことが重要です。
一方、不動産会社を窓口にできるケースなら、準備などにおいても安心感を感じていただきやすいでしょう。
ネット銀行の住宅ローンを利用するメリット・デメリットを解説!
基本的にオンライン上で手続きをおこなうネット銀行には、住宅ローンでの利用の場合にも、従来の銀行とは異なるメリットがあります。
うれしいメリットがある一方で、利用時のデメリットには注意も必要です。
ここでは、住宅ローン選びの参考になるネット銀行のメリットとデメリットをそれぞれ解説します。
ネット銀行で住宅ローンを組むメリット
住宅ローンを組む際に、ネット銀行を利用する大きなメリットは「低金利」であることです。
実店舗を中心に展開する従来の銀行も含めて低金利が続いています。
固定金利は一般的な銀行と差が少ない傾向にありますが、変動金利はネット銀行がより安いです。
住宅ローンの返済は、20年や30年といった長期間になることがほとんどです。
そのため、金利は0.1%低いだけでも、総返済額で考えると支払いの負担を軽減することにつながります。
ちなみに、なぜネット銀行ではそのような低金利が実現できているかというと、実店舗の運営に必要になる人件費などのコストを削減できていることが理由といわれています。
マイホームの購入を検討されている方にとってうれしい低金利ですが、ネット銀行はほかにも複数のメリットがあることが特徴です。
「ランニングコストの安さ」もメリットのひとつとして挙げられます。
たとえば、保証会社の利用をするために支払う保証料について、ネット銀行では徴収されないケースが珍しくありません。
また、繰上返済手数料が無料になっていることが多いのもメリットです。
繰上返済は、毎月決まったタイミングで支払っている返済とは別で、残債の一部もしくは全額を繰り上げて支払うことです。
支払いに回せるお金に余裕ができたときに繰上返済をおこなっていくと、総支払利息を少なくすることにつながります。
銀行によっては繰上返済に手数料を設定していますが、ネット銀行ではオンラインからの申し込み手続きをすると無料のケースが多いです。
ただし、手数料無料が適用されるのは変動金利の期間中など、条件を設けている場合もあります。
住宅ローンでネット銀行を利用するときには、繰上返済の手数料についても確認しておくのがおすすめです。
ほかにも、ネット銀行のメリットには、来店にかかる手間や時間が不要という点も挙げられます。
住宅ローンの申し込みから繰上返済も、オンライン上で手続きが可能です。
とくに仕事で忙しい方の場合など、来店の時間を調整しなければならないケースではうれしいメリットです。
窓口を訪れての質問などはできませんが、ネット銀行では電話やメールでのサポート体制が整備されており、どこからでも利用することができます。
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ネット銀行で住宅ローンを組む「デメリット」
ネット銀行の住宅ローンはオンライン上で手続きができる便利さがあります。
しかし、本審査が完了するまでに時間を要するケースがあることは、気を付けたいデメリットです。
ネット銀行によっては、必要書類の提出に郵送を利用します。
審査にかかる時間だけでなく、郵送の期間も含めると1か月ほどかかるケースも見られます。
書類に不備がある場合には、再提出でさらに時間を要することが注意点です。
時間に余裕がない場合などは、申し込みから審査完了までオンラインで完結できるネット銀行のなかから利用を検討するのも効果的です。
メガバンクと比較!ネット銀行の住宅ローンの違いを解説
住宅ローンを利用できる銀行には、ネット銀行以外にもメガバンクや地方銀行などがあります。
最後に、ネット銀行の住宅ローンと、メガバンクや地方銀行の住宅ローンでどのような違いがあるかについて解説します。
相談窓口
ネット銀行と、メガバンクや地方銀行の大きな違いは相談窓口を介した申し込みの仕方です。
メガバンクや地方銀行の住宅ローンを利用する場合には、実店舗の相談窓口で担当者と対面して手続きをします。
そのため、窓口で相談をして申し込むことも可能です。
一方、ネット銀行でもインターネットなどを活用した対面相談ができるケースがあります。
対面相談ができるネット銀行を希望する場合には、対応している金融機関が絞られるため、事前に確認することがおすすめです。
保証料と事務手数料の違い
住宅ローンの利用にかかる諸費用には保証料と事務手数料があり、どちらを支払うかも銀行による違いといえます。
ネット銀行の場合、保証料無料のケースもありますが、融資のための事務手数料が必要です。
メガバンクの場合には、保証料と事務手数料でどちらかを選択できる銀行もあります。
費用の違いを比較するときには、期間や利率の違いなどに着目して選択することが大切です。
団体信用生命保険の保険料の違い
団体信用生命保険とは、住宅ローンの契約者が亡くなった場合や高度障害の状態となった場合に適用される保険です。
通称「団信」と呼ばれ、適用されると残債の支払いが必要なくなります。
ネット銀行もメガバンクも、団信の基本的な保険料は金融機関側で負担されることは共通です。
しかし、団信の保障は金利を上乗せして保障を充実させられるケースがあります。
その際の金利はネット銀行とメガバンクとで違い、ネット銀行のほうが比較的安い傾向にあるといえます。
まとめ
ネット銀行の住宅ローンは比較的金利が低く、オンライン上で手続きできることが大きな特徴です。
審査では、書類提出など郵送に時間がかかるケースもあるため注意しましょう。
メガバンクなどとも比較して、ぜひ、ご自身のマイホーム計画に適した銀行を選択してください。
大樹不動産 メディア 担当ライター
大樹不動産【株式会社大樹不動産】は新築戸建て・マンションを中心に、海老名市エリア周辺の不動産情報を数多くご提供している不動産会社です。ユーザーの方に有益な情報をお伝えするため、ブログでも不動産情報を多数ご紹介しています。