こんにちは「海老名の不動産屋」大樹不動産の茨木です。
忙しい子育て世代の家事の手間や時間短縮にひと役買っている「ファミリークローゼット」をご存じでしょうか?
ここでは、面倒な洗濯があっという間に片付く、荷物の整理や管理が楽になる、子育ての面倒を軽減してくれるなどのメリットがあるファミリークローゼットの間取りをご紹介します。
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子育ては時間がどれだけあっても足りないほど忙しく、省ける手間を最大限まで省くために、家族全員分の荷物をひとまとめにしてみませんか?
ファミリークローゼットとは?家族全員分の荷物を一元管理!
ファミリークローゼットとは、名前のとおりに家族全員分の荷物を収納するスペースのことで、子どもが小さい頃に大活躍する間取りです。
子どもが生まれ、本格的に子育てが始まると、子どもの成長とともに荷物はどんどん増えていき、収納できないほどの荷物となってしまうことも少なくありません。
とくに、日に何度も着替えることの多い小さな子どもがいるご家庭では、洗濯物の量は想像を絶するほどであり、片付けることさえも重労働と言えるでしょう。
そんな家事の手間を省ける間取りがファミリークローゼットの存在で、衣類やタオルなど家族が共有して使うものから、ちょっとした個人的なものまで一元管理できるのが特徴です。
自分の荷物を自分で管理できない小さなお子さまがいるご家庭であれば、その有用性は高く、荷物の片付けから管理までの親の負担を軽減できます。
置くべき場所はどこ?家事動線を考慮した間取りとは?
ファミリークローゼットは荷物を一元管理することに適していますが、逆に考えれば、荷物を1つの場所に集中させるため、取りに行かなくてはならないとも言えます。
そのため、間取りを考える際には家事動線がどのように動くかを具体的にシミュレーションしておかなければ、手間を増やすだけというケースもあります。
荷物をひとまとめに管理するとはいえ、すべての荷物を収納させる必要はなく、余裕を残した収納力と必要なものを手に取りやすい位置に置くことが重要です。
人気の間取りでは、服を脱ぎ着する洗濯機や脱衣所の近く、家族全員が出入りする玄関の近くなどに配置していることが多く、片付けに行く手間を省いています。
見た目や配置で失敗例あり!気を付けるべきポイントとは?
失敗を避けるには、よくある失敗例から気を付けるべきポイントを絞り込み、やってはいけないことをリストアップしておきましょう。
よくある失敗例では、洗濯物を収納する予定を不便な位置に作ってしまった、収納スペースを大きくしすぎて生活スペースが狭くなった、収納スペースが小さくて荷物が置ききれないなどがあります。
漠然と荷物の一元管理と思ってファミリークローゼットを間取りに取り入れてしまうと、収納する荷物がまとまらず、余計に片付けに苦労してしまうようです。
くつろぐスペースではないからこそ、家のどこに配置するかによって、家事動線が一筆書きとなる楽な動線を描けるでしょう。
ファミリークローゼットの「4つのタイプ」とは?
大容量の収納力を誇るファミリークローゼットは、子育てをするご家庭の強い味方となりますが、そのタイプには4つあり、それぞれ特徴を持っています。
①通り抜けてスムーズに!ウォークスルータイプのI型・II型
ウォークスルータイプは家事動線の途中にあり、歩きながら荷物を取って目的の場所へと向かうことができる形状のI型・II型と呼ばれています。
たとえば、寝室から浴室まで一直線のウォークスルータイプのクローゼットを作った場合、着替えやタオルを道すがらピックアップすることができます。
片側だけの壁面収納でも可能な間取りですが、広さに余裕があれば両側を壁面収納とすることで、収納力を増やすことも可能です。
小さいお子さまのお風呂上がりは、ウォークスルータイプのファミリークローゼットを通り抜けるだけで、着替えが完了します。
一般的には「見せる収納」となり、見えても良いように常に整った状態を維持する必要があるため、片付けが得意という方に向いているタイプです。
②棚の数で収納力アップ!ウォークインタイプのL型・U型
家のどこにあっても違和感のない間取りとなるのは、ウォークインタイプのL型・U型のファミリークローゼットです。
寝室や自室に直結させたり、玄関や洗面所の近くに配置したり、位置によって収納する荷物は変わると予想されます。
ウォークインタイプなので、入り口に扉を設置することができ、とりあえず荷物を入れておきたい方に向いているタイプです。
季節ごとや家族ごとに分けて収納するも良し、荷物の種類別に収納するも良しの使い勝手の良さが人気です。
L型をウォークイン型とご紹介しましたが、実は入り口をもう1つ設けることでウォークスルータイプにすることも可能な万能型でもあります。
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ファミリークローゼットの「メリット・デメリット」とは?
子育て世代が喜ぶ間取りとして選ばれるファミリークローゼットには、どのようなメリット・デメリットがあるのかをご紹介します。
子育て世代だけではない嬉しい3つのメリット
まずは魅力的な3つのメリットから、家事動線がスムーズになり、家のあちこちを行ったり来たりする必要がなくなることが挙げられます。
たとえ家のなかだとしても、荷物を片付けたり必要なものを取りに行ったりするのに、あちこち歩き回るのは非常に手間です。
この手間は、家事動線がぐちゃぐちゃになってしまった家によく起こるため、ファミリークローゼットで荷物を収納することで大幅に軽減することができます。
続いてのメリットは、四季のある日本では1年に多ければ4回、最低2回はやらなければならない衣替えの必要がなくなるという点です。
ファミリークローゼットに衣類をまとめて収納した場合、季節ごとに区切っておけば衣替えの必要はなく、いつでも取り出すことができるようになります。
最後は、荷物を片付ける場所が集中しており、行きやすい場所にあることで部屋が散らかりにくくなるという点です。
帰宅後、脱いだコートや着替えた服などを部屋に置きっぱなしになることがよくありますが、動線上にクローゼットがあれば、移動しながら片付けることができるので苦になりません。
広さが仇になる?ファミリークローゼットのデメリット
子育てする時期は、子ども用品が増え続けていくため、整理しても追いつかず、つい荷物が溢れてしまいがちになります。
大容量のファミリークローゼットは、そんな子育て世代の強い味方として増えた荷物も収納できるスペースを作れる一方で、生活空間が狭くなるという最大のデメリットも抱えています。
十分な収納力を持たせるには、それなりの広さが必要なため、リビングや個室といった各部屋の広さを圧迫してしまうかもしれません。
しかし、十分な収納力がなければファミリークローゼットとしての意味がなくなってしまうため、洗面所とスペースを兼用するなどの工夫が必要となるケースもあるでしょう。
また、窓のない構造にしてしまうと明かりをつけなければ日中でも暗くなってしまい、換気を十分におこなうこともできなくなってしまうため、注意が必要です。
まとめ
子育て世代が抱える荷物は、生活に必要な道具であるとともに、子どもの成長の記録や思い出でもあるため、そう簡単には手放せません。
間取りを工夫したり、設置する目的やメリット・デメリットをよく考慮して、快適な子育てと暮らしを実現させましょう。
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大樹不動産【株式会社大樹不動産】は新築戸建て・マンションを中心に、海老名市エリア周辺の不動産情報を数多くご提供している不動産会社です。ユーザーの方に有益な情報をお伝えするため、ブログでも不動産情報を多数ご紹介しています。