耐震基準適合証明書
こんにちは「海老名の不動産屋」Select at home大樹不動産の茨木です。
今回は「耐震基準適合証明書」について詳しく記載をしていきたいと思います。
耐震基準適合証明書とは「耐震性がある事を証明する書類」になります。
建築事務所や指定検査機関(国土交通大臣が指定した一般財団法人や住宅診断を専門に行っている業者)などに依頼をして発行してもらうものとなります。
マンションなどですでに過去に診断した場合を除き、一般的には「住宅診断」をして耐震性があると判断されれば「証明書」を発行してもらいます。
この「耐震基準適合証明書」を発行してもらうとこんなメリットがあります。
・住宅ローン控除
・住宅取得資金贈与の特例
・登録免許税軽減の特例
・不動産取得税軽減の特例
中でも一番のメリットはやはり「住宅ローン控除」となります。
でも住宅ローン控除は別に「耐震基準適合証明書」がなくても受けられるのでは??
…と疑問に思われるかもしれませんが、住宅ローン控除を受けるにあたっての物件要件の中に、木造は築20年以内、マンションなどの耐火建築物は築25年以内とあります。
ですので基本的には築年数が上記よりオーバーしていると、住宅ローン控除は受ける事ができないんですが……
「耐震基準適合証明書」があると木造は築20年以上、マンションなどの耐火建築物は築25年以上経っていても「住宅ローン控除」を受ける事ができます(^-^)/
これだけでも発行してもらうメリットは多分にございます、更に「登録免許税軽減の特例」や「不動産取得税軽減の特例」も物件にもよりますが、これだけで発行手数料などの元がとれます!
では実際、発行の際にはいくらくらい金額がかかるかというと…
発行してもらう業者によって変わりますが、「証明書の取得費用は3~5万円」、「住宅診断費用は10~15万円」くらいになります。
こちらは買主にとって減税の恩恵が受けられるものとなりますので、売買の際、買主負担で行うケースがほとんどです。
「耐震基準適合証明書」を発行してもらう事により場合によっては何百万円かの恩恵を受ける事ができます。
ただあくまで「耐震性」がある物件ではないと発行されませんので、戸建ての場合などでは「補強工事」が必要になってくるケースもございます。
その際には「既存住宅売買瑕疵保険」に加入する事により、減税を受ける方法もありますので、ケースによってどちらの方が良いかをアドバイスさせて頂いております。
マンションなどの場合ではすでにそのマンションの耐震診断は終わっており、発行だけ安い金額でしてくれる!!なんて事もございます。
中古の不動産の購入をしようと検討している方は、是非知って頂きたい知識です(^-^)/
「Select at home大樹不動産」では海老名市の新築戸建て・リフォーム済み物件を中心に仲介手数料無料で取引きをさせて頂いております。ホームページに掲載されていない物件も多数ございます。スーモ・アットホーム・ホームズ等に掲載されている新築・リフォーム物件はほとんど仲介手数料無料になりますので、「もし気になる物件があるんだけど無料になる??」の確認は「Select at home大樹不動産」までお気軽にお問い合わせください。