既存住宅売買瑕疵保険とは??
中古戸建てや中古マンションの販売物件で「既存住宅売買瑕疵保険加入可能な物件です!!」
なんて記載のある広告を見た事はないでしょうか?
今回は「既存住宅売買瑕疵保険」どのような保険か、
また加入する「メリット」を説明したいと思います。
既存住宅売買瑕疵保険
瑕疵保険とは簡単に申し上げますと住宅購入後に、
構造上の主要な部分や雨水漏れ防止部分などに、
重大な欠陥、不具合があった際に対応する保険です。
そして「既存住宅」つまり「中古住宅」に適応される保険となります。
住宅瑕疵保険の補償範囲は以下となります。
□構造耐力上主要な部分
□雨水の浸入を防止する部分
□給排水管路
□給排水設備・電気設備
ようするに、売買をする際に欠陥に気づきずらく、かつ修復が必要となった際、
多額の費用が発生する恐れがある箇所になります。
ただこの保険、お金を払えばすぐ入れる保険かというとそうではありません。
保険法人の検査を受けて合格した住宅が保険に入ることができます。
ですので購入する側からすると「検査の合格」「保険」がセットになっている為、
「既存住宅売買瑕疵保険」に加入できる物件は安心感があります。
既存住宅売買瑕疵保険
補償期間は売主が宅建業者か個人かによって変わってきます。
売り主が宅建業者の場合→5年間または2年間
売り主が個人の場合→5年間または1年間
加入するメリット
□一番はなんといっても中古住宅購入後に該当する欠陥があった際に補償される。
□住宅ローン減税の適応年数を超過している物件でも住宅ローン減税を受ける事ができる
□所有権移転登記と抵当権設定登記に対する登録免許税の減税(これ以外とメリット大きいです)
□不動産取得税の減税措置(これ以外とメリット大きいです)
□最大50万円の「すまい給付金」を受け取る事ができる(※その他条件あります詳しくはコチラ)
終わりに
既存住宅売買瑕疵保険はマイホーム購入者にとって、中古住宅を購入する際の
不安を解消してくれる有益な保険です。
物件探しの際に参考にしてみて下さい(^O^)/