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こんにちは「海老名の不動産屋」大樹不動産の茨木です。
一戸建て住宅の「外壁」は、外観の印象に大きく影響する要素です。
新築時は美しい外壁も、時間の経過とともに雨風を受けて汚れも目についてきます。
汚れをそのままにすると美観を損なうだけでなく、一戸建て住宅の劣化につながるリスクとなります。
そこで今回は、外壁の汚れの原因や掃除の方法、塗り替えのサインについて解説します。
一戸建て住宅の購入後の参考に、ぜひご覧ください。
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弊社へのお問い合わせはこちら一戸建て住宅の外壁が汚れる原因を知って効果的に掃除しよう!
外壁は、毎日、外気と接して紫外線や雨風も受けています。
そのため、外壁は汚れやすく、掃除が重要な箇所といえるでしょう。
まずは掃除方法を知る前に、外壁の汚れの原因と、一戸建て住宅における外壁掃除の重要性を解説します。
原因➀都市型汚れ
一戸建て住宅の外壁が汚れてくる原因のひとつは、都市型汚れといわれるものです。
外壁ボードや窓ガラスまわりには、継ぎ目の固定などにシーリングが使用されています。
このシーリング材からは月日の経過とともに油分が溶けだし、雨水などに流されて外壁に付着します。
やがて、外壁に付いた油分の上にホコリや炭素などが重なり、頑固な汚れとなるのです。
これが都市型汚れの正体で、一戸建て住宅の外壁を汚す原因として、大きな割合を占めているといわれています。
排気口や窓の周囲が黒ずんでいたら、都市型汚れによるものかもしれません。
また、油性の汚れであるため、掃除をせずに置いていても雨水などできれいになるということはありません。
原因②雨だれ汚れ
雨水が排水されるときに流れた場所に付いた汚れが、雨だれ汚れです。
近年は一戸建て住宅に採用される外壁も、性能が上がり、従来よりも耐久性などがアップしています。
水を弾く疎水性の塗料を用いた外壁が使われているケースも多いです。
しかし、疎水性の場合、雨水は弾くものの、水分に含まれた油汚れなどはそのまま外壁に付きやすいので注意が必要です。
一戸建て住宅の外壁を汚す原因は、ほかにもあります。
日当たりが良くない場所では、掃除をしないと、カビやコケなどが発生するケースも見られます。
外壁の種類や立地によっても、汚れの原因は変わってくるので注意しましょう。
汚れを放置するとどうなる?
一戸建ての外壁は、一年中、外気や風雨にさらされています。
汚れが付着して掃除をしないままでいると、見た目から印象を損なってしまうかもしれません。
さらに気を付けたいのは見た目だけではなく、外壁の内部が劣化する可能性です。
放置することで、最終的に耐久性が下がり、変色や内部の劣化なども考えられます。
このような事態を招かないためにも、一戸建て住宅の外壁は適切な掃除をすることが大切といえるでしょう。
一戸建て住宅における外壁の掃除方法とは?掃除の手順もご紹介
一戸建て住宅の外壁の汚れは、劣化を防ぐためにも、放置したままにしないことが大切とわかりました。
とはいえ、一戸建て住宅の外壁について適切な掃除方法が分からず、お困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここでは、掃除を自分でおこなう方法と、業者に依頼して掃除する方法、また掃除の手順について解説します。
自分で掃除する方法
一戸建て住宅の外壁をご自身でお手入れしたいというケースもあるでしょう。
ご自身で掃除する良さは、汚れが目に付いたときや、思い立ったときにいつでも取り組めることです。
また、外壁掃除は特別な掃除を使わずに、家にある洗剤と道具でできる場合もあります。
汚れの状態によってはご自身でおこなってもきれいになり、リーズナブルに仕上げることが可能です。
自分でおこなう場合の具体的な方法には、「ブラシ洗浄」と「洗浄機」を使用する2つの方法があります。
ブラシで掃除する方法は、ブラシを購入すればできるため、比較的費用を抑えて手軽にできます。
掃除道具と水道代をあわせて、5,000円から2万円が費用の目安といえるでしょう。
しかし、労力がかかることと、カビやコケなどの汚れは落ちにくい場合もあります。
すると短期間で、また発生することもあるのが注意点です。
また、洗浄機を用いた方法では、機械が高圧力で噴射する水の力で汚れを落とします。
ご自身でできる掃除方法ですが、ブラシよりも手間がかかりません。
気を付けるポイントは水圧で外壁の塗装を傷めないようすることと、洗浄機を購入する費用がかかることです。
1万円から10万円ほど見ておくと良いでしょう。
業者に依頼して掃除する方法
外壁の素材によっては、家庭用の洗浄機を用いると、一戸建て住宅の外壁を傷める可能性や汚れが落ちにくい場合があります。
たとえば、離心仕上げのモルタル外壁などは、凹凸があることで汚れが頑固についている場合があります。
タイルの外壁は、洗浄時にタイルが剥がれないよう配慮が必要です。
業者に掃除を依頼すると費用はかかりますが、外壁材に適した方法と洗剤で掃除してもらえることが魅力です。
また、自分では掃除しにくい高所などにも対応してもらえ、手間もかかりません。
依頼するときには3万円から15万円ほどが目安になります。
掃除方法は、外壁の状態や掃除の特徴を踏まえて洗濯することが大切です。
掃除する頻度と手順
一戸建て住宅の外壁を掃除する場合、頻度の目安は「年に1、2回」と考えると良いでしょう。
掃除は外壁をチェックする機会と捉えて、劣化の具合なども見ながらおこなうのがおすすめです。
一般的な掃除の手順としては、まず掃除道具を用意します。
状況に応じて、ブラシや洗浄機を準備します。
そのほかにも、バケツやゴム手袋、ぞうきん、スポンジ、外壁用の洗剤などをそろえましょう。
道具がそろった後の手順は、まず外壁を洗います。
ホースや洗浄機を用いて、高所から低所の順番に洗い流します。
隣家などに、汚れや水が飛び散らないように気を付けておこなうことがポイントです。
水で落ちない汚れに対して、洗剤を用い、ブラシで掃除します。
このとき、強くこすることは外壁を傷める原因です。
研磨剤の使用も避けて、掃除しましょう。
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一戸建て住宅の外壁で掃除より塗り替えのほうが良いサインとは?
外壁の劣化を防ぐために掃除が大切ですが、ある程度の期間を超えると塗り替えをおこなったほうが良い可能性が出てきます。
ここでは、一戸建て住宅の外壁の塗り替えのタイミングを知る目安やサインを解説します。
塗り替えの目安
一戸建て住宅は、掃除によって汚れを落とし、美しさなどを維持しやすくなります。
しかし、外壁を保護する塗膜は、紫外線などにさらされることで劣化が進みます。
そのため、掃除ではなく、塗り替えが必要になるタイミングがくるのです。
一般的には5年から7年ほどを目安に検討すると良いでしょう。
新築でよく採用される塗装は、5年から7年ほどで防水性能も薄れてくることが多いためです。
見てチェックできる塗り替えサイン
一戸建て住宅の外壁は、経年とともに見た目でわかる変化が生じてくることもあります。
たとえば、ひび割れやサビが生じていたり、色あせが起きていたりいったことは塗り替えのサインです。
見た目に変化がないようでも、手で触れたら、白い粉がついてきたときも塗り替えの目安といえるでしょう。
新築から10年ほど経つと、このようなひび割れなどの劣化も起こりやすくなっています。
できれば劣化が進行する前に塗り替えるのが理想的です。
まとめ
一戸建て住宅の美しい印象を保つためには、外壁の状態を維持することが大切なポイントのひとつです。
外壁のお手入れはご自身でも可能ですが、素材によっては掃除のプロに依頼するのも手です。
しかし、外壁は時間の経過とともに塗膜の性能も落ちるため、適切な時期が来たら塗り替えを検討しましょう。
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大樹不動産 メディア 担当ライター
大樹不動産【株式会社大樹不動産】は新築戸建て・マンションを中心に、海老名市エリア周辺の不動産情報を数多くご提供している不動産会社です。ユーザーの方に有益な情報をお伝えするため、ブログでも不動産情報を多数ご紹介しています。