戸建て基礎にも違いがあり!!ベタ基礎と布基礎
こんにちは「海老名の不動産屋」Select at home大樹不動産の茨木です。
皆さん、戸建ての基礎にも実は種類があるのってご存じでした?
私は戸建てを案内する際に床下を見て、基礎の種類を説明するようにしているんですが、
ほとんどの方はご存じないです(^-^)/
そこで今回は「基礎」について着目していきたいと思います。
そうです、そもそも「基礎」とは何??
基礎とは建物の下に見えるコンクリート部分の事を指します。
外観はコンクリートですが、強度を増すために中には鉄筋が入っています。
つまり『鉄筋コンクリート』の構造となります。
また基礎は外観で見えている部分だけではなく、地面から少し下がったところから施行がされています。
基礎の役割としては、建物の重さや外からの力(地震や風)などを地面に伝える役割があります。
もし基礎が弱く建物に適さないと基礎が沈下してしまったり、建物が傾いてしまったりする危険があります。
建物が軽量鉄骨などでいくら頑丈でも、基礎の強度が弱いと上記のような可能性があるため、基礎は正に建物にとって重要な構造体となります。
「ベタ基礎」と「布基礎」
さていよいよ基礎の種類について触れていきたいと思います!
まず基礎には大きく分けて「ベタ基礎」と「布基礎」があります。
「ベタ基礎」
ベタ基礎とは、立ち上がっている部分と床一面を、鉄筋を入れたコンクリートで一体化して、大きな面で家の重さを支えます。
「面で支えますので、荷重を分散できるため耐震性が高い」のが特徴となります。
また床下の地面を全て厚いコンクリートで覆うため、湿気が建物に伝わりづらくなります。
そのため湿気による住宅の木材の腐食などの心配も減ります。さらにコンクリートも厚いのでシロアリによる被害も軽減すると言われております。
「布基礎」
一見すると布基礎の床もコンクリートで覆われているので、ベタ基礎と同じように思えますが、住宅を支えるのは立ち上がっている部分のみになります。
鉄筋もここだけにはっており、ベタ基礎が面で建物を支えるとしたら、布基礎は点で支える構造となります。
「立ち上がり部分以外は地面の上に防水シートを敷き、その上にコンクリートを施設します。
ただしコンクリートの厚さはベタ基礎が15㎝ほどなどに対して、布基礎は5~6㎝が一般的です。
メリットとしてはベタ基礎より建築コストを抑えることができます。
20年以上前の建物はほとんどが「布基礎」になっています。
(コンクリートが敷かれておらず、土が見える状態の事が多いです)
確認の仕方ですが、外から見ても「ベタ基礎」と「布基礎」の違いは分からないため、床下の点検口でチェックをします。
大体、キッチンそばに点検口を兼ねて、床下収納があると思いますので、収納部分を外すと確認ができます。
中古戸建てをご覧になる際は是非、不動産屋に確認してもらうと良いですよ(^-^)/
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